背景
- 使用中のSATA接続のSSDの速度と容量に不満があった
DPC_WATCHDOG_VIOLATION
が発生するようになった- 外付けSSDにデータを逃がしていたのがよくないのなら、内蔵のストレージに移動させよう
- つまり、増設だ
環境
選定
PCIe 3.0ではPCIe 4.0の本領発揮ができないけど、
- 下位互換性があること
- 後発のSSDは様々な改良が施されていること
- 速度が出ない分、発熱が控えめになること
からPCIe 4.0のSSDも対象にして検討。
候補は
- Solidigm P44 Pro
- Samsung 990 Pro
があがり、ベンチマークスコアが安定していたのでP440 Proにした。
作業手順
- PCの電源を落とす
- PCの電源の電源スイッチを切る
- PCのケーブル全部外す
- 蓋をあける
- 台になるねじを止める
- スロットにSSDを差し込む
- ねじで固定する
- 蓋をする
- PCのケーブル全部繋ぐ
- PCの電源の電源スイッチを入れる
- PCの電源を入れる
- クローンツールでCドライブの内容を追加したドライブにクローンする
- UEFIで起動順番をクローンしたドライブに変更する
BTOでもマザーボードのマニュアルが付いてくるのはこういうことか、と納得した。
ドライブのクローンにはMacrium Reflect Freeを使った。ただクローンすると未割当の領域が出きてしまうので、オプションで先に割り当てておくのが大事。あとからでも変更はできるがそれなりに手間。
結果
ベンチマーク上では6倍ほどはやくなった。
実際の作業でこの速度が体感できるのはOSの起動やゲームの起動。小さいファイルの読み書きも速度は上がっているから、効果は出ていると思うけど、時間はあまりない。
元のSSD
増設したSSD
雑感
M.2のSSDは別のノートPCでやったことがあり、取付はスムーズに行えた。HDDを付ける時は電源ケーブルとIDEケーブルを繋げる必要があったのだから、どんどんシンプルになっていてありがたい。
PCIe 4.0のマザーボードに切り替えたときはヒートシンクを取り付けないと熱で速度や寿命に影響でそう。専用の冷却ファンもあるので高密度実装とは恐ろしい。
高速化と大容量化は果たせたけど安定性はあがったのかどうか。いろいろ試して様子を見ると、1日か2日ぐらいでフリーズするから安心できない。
あとは交換するとなると、マザーボードとCPUのセットか電源ユニット……。その前にOSのクリーンインストールを試すべきか?