要約
- 落ちにくく、汗にも強く、元気な音が出るAirPods
- イヤホン単体連続再生9時間
- ポケットには入らない充電ケース
ペアリング
ケースの蓋をあけた状態でiOSデバイスに近づけて、ペアリングボタンを押すだけ。操作手順はiOSデバイスの画面に表示される。
その後の切り替えはデバイス側の操作でできる。
音質
傾向としてはドンシャリなのではないかしらん。
低音がかなり強いのでは、と予想していたけど、そこまで強くはない。
接続安定性
通勤ラッシュの渋谷付近で途切れるか途切れないか。
1秒もせずに復帰するので気にする許容範囲内。
装着感
イヤーフックは耳に着けた状態で押したりすると調整できる。眼鏡のつると干渉しそうでしないのもよい。
イヤーチップはS、M、L、ダブルフランジの4種類が付属している。
イヤーフックとイヤーチップのおかげで頭を左右に振っても落ちる様子はない。
遮音性
音楽を流してなければ、電車のアナウンスが聞き取れるレベル。
音漏れ
オープンエアー型らしい。
盛大に漏れるので静かな場所で使うときは音量に注意したほうがよさそう。
物理ボタン
側面のbeatsロゴボタンで再生・一時停止・曲送り・曲戻し、上面のボタンで音量調整ができる。ロゴのボタンは大きく押しやすい。
これらのボタンは左右についているので片方だけでも普通に使える。
充電ケース
表面は擦り傷の目立たないさらさらとした加工がされている。指紋も思ったよりも目立たないのがうれしい。
ただ、イヤーフックごと格納するためなのか、大きく存在感がある。ジーンズのポケットはまず無理。鞄も薄いものだとシルエットが変わってしまう。
Powerbeats Pro単体で9時間再生できるから、家に置きっぱなしにするのもありだろう。ポケットに入れただけだとセンサーが誤反応して、再生を再開したりするので何かしら工夫が必要。
充電にはLightningケーブルを使う。
ケースとイヤホンは磁石でくっつくようになっている。ただ、ずれる時があるので、イヤホンを軽く押して接点をあわせてやるとよさそう。
雑感
AirPodsが耳から落ちやすくてあきらめた人や運動する人には最適。
ネックは価格。同じ価格帯にフルワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン「WF-1000XM3」がある。音質を重視するならさらにプラスしてMOMENTUM True Wirelessもありだし、コストパフォーマンスを重視するならTE-D01dもありだろう。
USB Type-Cは採用しないのか?
MacBookシリーズやiPad Pro 11などではUSB Type-Cを採用している。
iPad Pro 11とリリース時期の近かったiPhone XSシリーズにも採用されず、iPhone 11シリーズでも採用されなかった。
小さなものにはLightningを使う決まりでもあるのだろうか?
互換イヤーチップ
ソニーのハイブリッドイヤーピースが普通に使えた。
ほかにも
- Comply
- A-Focus
- SpinFit
などで対応しているものがある。