ざっくりした説明
- Snapdragon 870搭載の5G対応のスマートフォン
商品詳細ページ moto g100 - Android スマートフォン | motorola JP
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雑感
付属品
- 透明なケース
- 充電器とケーブル
- イヤホン
- マニュアルの類
- SIMピン
ととても簡素。
ケースは最初から本体に取り付けられていた。輸送中の緩衝材も兼ねているのだろう。
セットアップ
- iijmioのnano SIMを刺したらすぐにデータ通信・通話が可能になった。
- 他の端末からのデータ移行ウィザードもある。今回は使わずに一から設定した。
- 端末独自の設定はかなり控えめの印象を持った。
ディスプレイ
縦横比21:9の90Hz対応のLCD。
リフレッシュレートが高いのでスクロールしたときの残像感が少ない。
この縦横比は映画などの動画コンテンツを楽しむときに威力を発揮する。
パンチホール型のカメラが少し気になるものの、画面いっぱいに映像が広がっているのはインパクトがある。
似たようなサイズのiPhone 12 Pro Maxより一回り大きく表示されているのは驚いた。iPhoneの場合はノッチなどを避けるため画面自体より一回り小さくなっている影響もある。
ボディ
フレームはアルミニウム、背面はガラスらしい。
重量は212gほどで重たい部類に入る。
認証
指紋認証と顔認証に対応している。
指紋認証
指紋認証のセンサーは本体右側の上部寄りにある電源ボタンに一体化されている。
感度はまずまず。ボタンの形状のせいか押しにくいときがある。
顔認証
本体を持ち上げた際に顔認証を行うようにすると、スムーズにロックが解除される。
マスクをつけた状態では認証できないので、指紋認証やパターンロックを組み合わせるのが無難。
カメラ
バックは、
フロントは、
- 標準レンズ
- 広角レンズ
でアプリお任せ設定でも癖なく撮影できる印象。細かい設定を変えたらどうなるかは専門家に任せる。
スピーカー・ヘッドホンジャック
残念ながらモノラルスピーカーだが音質は悪くないように感じる。
ヘッドホンジャックはホワイトノイズが少なく、「設定」の「オーディオ効果」と組み合わせて、好きな音で楽しめる。
声を強調して聞きやすく設定もあり、ポッドキャストやリモート会議などで役立ちそうだ。
ゲームでの使用感
プリインストールされている「Motoゲームタイム」で
ができる。
OSのジェスチャー機能を止められるのは、フリックの多いアクションゲームや音ゲームをプレイする際にとても役立つ。
アズールレーンは結果画面の表示などでもたつく場面があったものの、アークナイツは全体的にスムーズだった。リズムゲームのCytusはタッチパネルの反応速度もよく、快適にプレイできた。
ベンチマークのスコアを見る限りでは、大体のゲームアプリは動作するだろう。
防滴
軽い雨程度なら耐えられるかも、ぐらいで過度の期待は禁物。
外部映像出力
外部映像出力に対応しているので、TVなどに繋いで写真が見られる。
デスクトップ風に表示するReady For機能があり、キーボードとマウスを組み合わせて簡易的なPCとしても使える。
充電
付属の充電器とケーブルで20Wの急速充電が可能。
自己責任になるがAnker PowerCore III Fusion 5000のUSB-Cポートを使ったUSB-PDでも充電できた。
無接点充電には非対応。
ベンチマークスコア
Geekbench 5
CPU
CPUの処理性能の計測結果、数字が高ければ高いほどいい。
Single-Core Score | Multi-Core Score |
---|---|
961 | 2842 |
motorola moto g(100) - Geekbench Browser
Compute
グラフィックの処理性能の計測結果、数字が高ければ高いほどいい。
OpenCL |
---|
3534 |
motorola moto g(100) - Geekbench Browser
3DMark
グラフィックの処理性能の計測結果、数字が高ければ高いほどいい。
Wild Life
Overall score | Average frame rate |
---|---|
4160 | 24.90 |
Stress Test
Wild Lifeテストを連続20回で走らせて、熱で性能が落ちたりしないかテストした結果。
Best loop score | Lowest loop score | Battery | Temperature |
---|---|---|---|
4128 | 4089 | 70% to 61% | 32℃ to 41℃ |
数字の変化は小さい。
- 室温25℃
- ケースつき
- 机の天板の上に置きっぱなし
という条件でこの結果なら安定していると思う。
CPDT Benchmark
ストレージの読込・書込速度の計測結果。
Sequential write [4MB] | Sequential read [4MB] | Random write [4KB] | Random read [4KB] | Memory copy [4MB] |
---|---|---|---|---|
453.36MB/s | 1.1.5GB/s | 30.84MB/s | 23.89MB/s | 10.08GB/s |
総評
5万8千円、ポイント還元や割引を活用すると5万3千円で、この性能はコストパフォーマンスがかなり良い。
ゲームなどの重量級アプリが快適に動作するスマートフォンを探している人におすすめ。
moto Edge SにあったGPU OCはされてない
中国向けに発売されているmoto Edge SはGPUが670MHzから905MHzにオーバークロックされて、上位のSnapdragon 888に並ぶほどの性能らしい。
ベンチマークのスコアを比べると、Edge Sより低く、Snapdragon 870搭載の他の機種と同じような数字だった。
参考: motorola edge sレビュー。3万円台でS865を超える性能、21:9画面に側面指紋認証の中国製Xperia - AndroPlus