MacBook Pro 13インチ Early 2015と比較しながらのレビュー。
スペック
- MacBook Pro 13インチ 2018
- メモリ 16GB
- CPU Core i7-8559U
- SSD 512GB
ディスプレイ
スペックで比べると、
という違いがある。
しかし、今のところ、はっきり違いはわからない。相変わらず、きれいなディスプレイという印象。
キーボード
埃に弱く故障しやすい、打鍵音がうるさい、と言われていたバタフライキーボード。
第3世代バタフライキーボードにて、新しく追加されたシリコン膜のおかげか、打鍵音はだいぶ静かになった。叩き方にもよるけど、Early 2015のキーボードより静かになった。
ストロークが浅くなった分、キーボードを叩くというよりはぽちぽち押す感じ。どう文字で表現すればいいのか悩む。
上下カーソルキーが合わせて1つ分の高さしかないのが微妙。カーソルキー以外の移動方法を探さないと……。
トラックパッド
一回り大きくなっているので、キーボードを使うときに誤操作するのでは、と考えたけど、特に誤操作することなく使えている。
ジェスチャーの操作がしやすくなった。
Touch Bar
細長いディスプレイのタッチパネル。
ファンクションキーをたまに使おうとすると迷いがちなので、先に結果が表示される仕組みはいいように思う。
Touch Barへの対応はアプリに依存しているため、場合によってはほとんど何も表示されなかったりするが、BetterTouchToolなどでカスタマイズできる。
Touch ID
指紋認証機能、スリープからの復帰後のパスワード入力、iTunesの認証などに使う。
指紋認識の精度も速度も十分はやい。
iPhone Xや新しいiPad ProがFace IDに対応したのにTouch IDなのだろう。ベゼルが狭すぎてユニットが入らないからか?
サイズ
項目 | MBP 13インチ Early 2015 | MBP 13インチ 2018 |
---|---|---|
高さ | 1.80cm | 1.49cm |
幅 | 31.40cm | 30.41cm |
奥行 | 21.9cm | 21.24cm |
重量 | 1.58kg | 1.37kg |
同じ13インチモデルでもEalry 2015より2018の方が一回り小さく、さらに軽い。
外箱も一回り小さくなっている。
電源アダプタ
61W USB-C電源アダプタになっている。
細かい違いとしては、ケーブルを巻き取るためのウィングがなくなって、すっきりとしたデザインになっている。このウィングがなくなったのは地味に痛い。
バッテリー持ち
夜フクロウでTwitterを見ながら、Chromeでブラウジングを2時間弱やってバッテリー残量79%。
6時間ぐらいなら電源の心配をせずに使えるかも。
スピーカー
いい感じに鳴るようになった。軽く聴く分には外部のスピーカーに繋がなくてもよさそう。
マイク
使ってないのでよくわからない。マイクの数が2つから3つに増えて、ノイズに強くなった、らしい。
拡張性
Thunderbolt 3(USB-C)ポートが4つあり、どれからでも充電ができる。
ポートの数からいえば拡張性は高い。でも、対応している周辺機器の少なさと値段の高さが障害になっている。
2018年も後半になれば、ハブなども充実しているだろう、と思っていたら、そんなことはなかった。確かにハブは出回っているけど、信頼できるものかというとそうでもない。USB 3.0のノイズ対策などがされていない製品も多い。
HyperDrive PRO 8-in-2 Hubあたりの導入を考えている。
ベンチマーク
- GeekBench 4で計測
CPU
項目 | MBP 13インチ Early 2015 | MBP 13インチ 2018 |
---|---|---|
シングルコア | 4084 | 5402 |
マルチコア | 7813 | 18926 |
MBP 13インチ 2015がデュアルコアのCore i7-5557UでMBP 13インチ 2018が4コアのCore i7-8559U、コア数増えた分だけマルチコアのスコアが伸びている。
GPU
MBP 13インチ Early 2015 | MBP 13インチ 2018 |
---|---|
16694 | 33975 |
雑感
MBP 13インチ 2018からの乗り換えだと、全体的に性能の向上と軽量化で持ち運びやすくなった印象が強い。
インターフェース面ではUSBがUSB-Cのみ、MagSafe2廃止、SDカードスロット廃止と影響は大きいけど、よい乗換だと思う。