wired raven

文字通りの日記。主に思ったことやガジェットについて

続・MacBook Air(M1, 2020)で異常な書き込みが発生しているらしい

Spotlightを止めるとよくなる説

Spotlightとその関連プロセスでひたすらインデックスを作ろうとしているのではないか、という説。

対処法は内蔵ディスクと外部ディスクをインデックスの対象外にすること。

ひとまずやってみたが、23時間で読み込み85GB、書き込み30GBとそれなりに使っている。

読み込みは syspolicyd が50GBほど。

1日で100GB超えている状況よりは改善された。が、Spotlightにかなり依存しているのでこの対処法は厳しい。

OS再インストール

困ったときのOS再インストール。

単純に上書きの再インストールをしただけなので、移行してきた設定ファイルが悪さをしているようだと効果がない。

これは試したばかりなのでしばらく様子を見る。

おまけ

総読込・総書込量のグラフ

MacBook Air(M1, 2020)で異常な書き込みが発生しているらしい

元: Apple M1チップを搭載した一部のMacで異常なスワップが発生し、SSD寿命に影響を与えているもよう。

手元のMacBook Air(M1, 2020)をsmartmontoolsで計測した結果は

Critical Warning:                   0x00
Temperature:                        36 Celsius
Available Spare:                    100%
Available Spare Threshold:          99%
Percentage Used:                    0%
Data Units Read:                    7,373,946 [3.77 TB]
Data Units Written:                 3,970,838 [2.03 TB]
Host Read Commands:                 140,980,334
Host Write Commands:                59,033,456
Controller Busy Time:               0
Power Cycles:                       100
Power On Hours:                     83
Unsafe Shutdowns:                   7
Media and Data Integrity Errors:    0
Error Information Log Entries:      0

2020年12月末から使い始めてこの数字。

ブラウジングとゲーム(iPad OS版のアークナイツとアズールレーン)で、スワップが発生するような重たい作業はしていない。

1年使ったWindows機で総書込量が8TBなのを考えると、用途やOSの違いはあるにしても多すぎではないだろうか。

ひとまず、macOS - フィードバック - Apple(日本)から報告して様子見。

Ruby on Railsのアップデート

サービスを動かしているherokuから、heroku-16 Stackからアップデートしてね、とお知らせが来たので対応。

環境

heroku-20 Stackの最低要件をクリアするべく、

を目指す。

資料

手順

  1. Railsのアップデート
  2. 1回目のGemのアップデート
  3. Rubyのアップデート
  4. 2回目のGemのアップデート
  5. リリース

超ざっくり書くとこういう流れ。

もともとRails 4.2だったので、Rails本体のアップデートは問題なかった。

Gemのアップデートもファイル名の変更などで設定ファイルの書き換えが必要になったものがあったぐらい。

コードをあちらこちら書き直す必要があったのでは、という心配は杞憂に終わった。

結果

無事にリリースできた(まだ様子見の段階だが)

Gemのアップデートで不具合が解消され、RubyRailsのアップデートのおかげで処理が全体的に高速化して、と結果的には大成功だと思う。

課題

Rails 5へのアップデートが控えている。

これは今回のようにコードの変更ほとんどせずに動作確認中心とはいかないだろう。

少しずつ、テストコードを書いていくところから始めますかね。

Keychron K2 v2 青軸のレビュー

概要

f:id:sesuna:20210130104749j:plain
キーボードとオプションのパームレスト

Bluetooth・USB接続対応のメカニカルキーボード。

バックライトの種類やスイッチの種類が選べ、一番オーソドックスな白色バックライト・プラスチック筐体で$69から、RGBバックライト・アルミニウム筐体で$89からそれぞれ購入できる。

メーカーページ: Keychron K2 Wireless Mechanical Keyboard for Mac and Windows

配列

84キーの省スペース型。

page up、page down、home、endが縦一列に並んでいる。このあたりのキーは出番がないので問題ない。

キーボードのバックライトを操作するための専用のキーがある。

機能・特徴

  • Bluetoothは3台までのぺリングに対応している
  • Windows/macOSに対応。スイッチでモード切替できる
  • 4000mAhの大容量バッテリーを搭載、バックライトオフなら240時間持つ

バックライト

白色バックライトで発光パターンがいくつかある。

  • 全面点灯
  • 全面点灯・ゆっくりと点灯と消灯をくりかえす
  • 左から右にウェーブする
  • 上から下にウェーブする
  • 時計回りに点灯している位置が移動する
  • ランダムにバックライトが点灯する

などまだまだある。

実用性が高いのは全面点灯だろう。

打鍵感・打鍵音

青軸なのでカチカチとした打鍵感。

押すときは軽く、跳ね返りをうまく使えば疲れることなく長文が書けそうだ。

音に関しては確かにかちかち、かたかたとにぎやかだ。近くに人がいる場合やボイスチャットなどをしているときは使いにくいだろう。

ボイスチャットの場合はマイクのノイズキャンセリングソフトを使って対応できた。

macOSWindowsの両対応

スイッチで切り替え、キーキャップの付け替えで両方のOSで使い分けができる。

キーキャップは交換しなくてもいいが、何のキーを押しているかわからなくなるので適度に差し替えたい。

こんな人におすすめ

  • コンパクトなメカニカルキーボードを探している人
  • WindowsmacOSで使えるキーボードを探している人
  • ちょっと変わったキーボードを使ってみたい人

合わなさそうな人

  • JIS配列を活用している人
  • テンキーを活用している人
  • 静かなキーボードを探している人
  • ノートPCのような平らなキーボードを探している人

覚書

Keychron K2のショートカット

  • バックライトオフ: fnキー+バックライトキー
  • オートスリープのオフ・オン: fnキー+Sキー+Oキーを三秒間押しっぱなし

英字キーボードの日本語入力切替

OS標準ではAltキー+~キーの同時押しでトグル操作できる。

左Altキーで英数入力、右Altキーでかな入力に切り替えるkarakaram/alt-ime-ahkが便利。

Windows 10のスタートアップフォルダ

shell:startup で開ける。

ここに自動起動したいアプリのショートカットを入れる。

Windows 10のキーボード配列の変更

  1. 設定を開く
  2. 時刻と言語を開く
  3. 左ペインの言語を開く
  4. 右ペインの優先する言語にある「日本語」のオプションを開く
  5. ハードウェアキーボードレイアウトを任意のキーボードにする
  6. OS再起動で反映される

雑感

クラウドファンディングで入手したKeychron K2 v1 RGBバックライト・アルミフレームを先に使っていて、製品版をリピート買いするとは思っていなかった。

Bluetooth対応、ファームウェア対応、WindowsmacOSの両方に対応、と機能面を考えると7000円前後の価格は安いと思う。

キーの配列など多少変わってもまあまあ打てると思っていたけど、どうやらそうでもなかったようで、英字キーボード統合の流れが生まれつつある。

ちょっと扱いに困るのがiPad Pro 11とSurface Pro 7のキーボード。こちらは使っているときに日本語キーボードだと脳が勝手に切り替わっているようで混乱は少ないが、はてさてどうなるのやら。

ゴースト「カッシーニの空隙」「悪意なき悪意」更新

両ゴーストともにランダムトークを追加。

ダウンロードは、

からそれぞれどうぞ。

MacBook Air 2020 M1の雑感

機種

  • MacBook Air 2020 M1
  • メモリ16GB
  • SSD 1TB
  • グラフィックコア 8

ざっくり

  • ファンがないので静か
  • 電池持ちがいい
  • iOSアプリが動く(限定的だけど)
  • 全体的に性能が底上げされていて快適

もう少し細かく

きびきび動く

パフォーマンスが向上し、全体的に滑らかに動く。

ベンチマークをとると異次元のスコアを叩き出している。

MacBook Air (Late 2020) vs MacBook Pro (13-inch Mid 2018) - Geekbench Browser

MacBook Air (Late 2020) MacBook Pro (13-inch Mid 2018)
Single-Core Score 1743 997
Multi-Core Score 7654 3830

キーボード

改良されても何かしらの不具合を抱えているバタフライキーボードから、シザーキーボードを改良したマジックキーボードに変更された。

キーの端っこを打ってもしっかり拾うバタフライキーボードのよさとシザーキーボードの打ちやすさを良い感じにブレンドしているように感じる。

ファンレス・熱を持たない

MacBookシリーズといえば、筐体が熱を持ちやすく、負荷をかけるとジェット機が飛ぶようなファンの回転音が聞こえるイメージがある。夏場は使うのを控えようか、と真面目に考えるぐらいに。

Apple Siliconの低発熱ぶりは伊達ではなく、ブラウジングボイスチャットぐらいでは全く熱を持たない。ベンチマークを回してもほんのり温かくなるぐらいで、キーボードやパームレストが熱くならない。

バッテリー

Safariでブログの記事を書く程度の使い方だと1時間あたり数%ほどしか消費していない。

使い方によっては電源アダプターを持ち歩かなくてもよさそう。

互換性

プラットフォームが変わる大きな変更の割には、動いているアプリが多いという認識。

Parallels DesktopやDockerといった仮想マシンといったOS、ハードの影響を受けやすいソフトのほか、オンラインストレージのクライアントや動画再生ソフトが動かなかったりする。動かなくなると困るアプリや周辺機器を使っている人はメーカーの情報を確認したほうがいい。

この記事をちまちまと書いている間にも対応しているアプリが増えている。

トラブル

ソフトウェアの問題ならいずれアップデートで改善されるだろう。初物につきものとはいえ、なかなかスリリング。

雑感

ポジティブなレビュー記事が多かったので実のところはどうなのだろう、とやや構えていたが、実際に使ってみたら記事通りで驚いた。

自分の使っている範囲では互換性の問題もなく、サクサク動作してバッテリー持ちがよいノートPCになっていた。使っている感覚はiPadなどのタブレット端末に近い。

今回のリリースはエントリーモデルを中心としたもので、ハイスペックモデルはIntel CPUのまま。高性能化したM1x(?)などを搭載し、デザインも刷新されたモデルが出るといううわさもある。

互換性の問題があるため、開発などでは悩む場面はあるだろうが、将来が楽しみなシリーズだ。