wired raven

文字通りの日記。主に思ったことやガジェットについて

iPhone Airを使い始めて1か月後

はじめに

iPhone Airを買って1か月経ったので振り返り。

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メイン機?

もちろんメイン機。

Xperia 1 VIも持っているけど、旅行や出張でもない限りiPhone Airだけにしている。

生活のちょっとした変化

ちょっとした買い物なら、Apple Watchで済ませていたのが、iPhone Airも持ちだすようになった。

音楽再生も電子決済もApple Watchでこなせるのに。

薄く軽くなった分、ジーンズのポケットに入れやすくなったのが大きいと思う。スリーブが傷から守ってくれるのも影響していそうだ。

持ち出したいときにポケットに滑り込ませられるのがいい。

軽さや薄さへの慣れ

ようやく、見た目と軽さのギャップには驚かなくなってきた。

体感では慣れるまで3週間程度かかった。

代わりにケース付きのXperia 1 VIの222gがずしりと感じるようになった。

後継機種が出なかったら乗り換え先は重量級の Pro Max 一択。そう考えると気が重い。

バッテリー持ち

アプリ 使用時間 バッテリー消費量 1時間換算
X 27分 9% 約20%
アークナイツ 40分 10% 約15%
YouTube 35分 5% 約10%
Netflix 4時間59分 25% 約5%

Netflixで動画を再生してAirPods Pro 3で聞いてもバッテリー消費量は控えめ。単純計算で20時間できることになる。iPhone Airの仕様ページにあるストリーミング再生22時間に近い数字だ。

Xをひたすらスクロールしているとバッテリーの消費が激しい。ProMotion対応で残像感がなくなった代償だろう。

YouTubeは検索して動画を探す時のスクロールと通信でバッテリー消費が激しいとみた。

アークナイツでステージ攻略していてもバッテリーの消費量は意外と少ない。

一番、バッテリー消費が大きいと思っていたアークナイツがそうでもなく、小さいと思っていたXが一番激しいのは予想外だった。

出先でバッテリー消費を節約しつつ暇を潰したいのなら、動画を見るか電子書籍を見るのがよさそうだ。

モバイルバッテリーは保険

実際のところ、本体のバッテリーだけで持つことも多い。バッテリーが切れても予備電力で交通系ICカードなどは利用できる。

とはいえ、使えないと何かと不自由なのでモバイルバッテリーは持ち歩くことにした。

電力を要求する0%とゆっくり充電する90%を避けて、効率が良くて余裕のある60%で充電して90%でモバイルバッテリーを外す運用に落ち着いた。

充放電回数と最大容量

この記事を書いた時点で設定アプリによると、充放電回数は22回、1日と数時間で1サイクルまわっているようだ。

最大容量は100%。さすがにこの充放電回数で下がってしまっては困る。

バッテリー容量が少ないから充電回数が増えているのか、それとも新しいデバイスだから利用頻度が増えているかはもうしばらくしたらわかると思う。

発熱

普段使いで熱を感じるのはゲームをやっている時、写真を撮っている時ぐらい。

それらをやめたら3分もしないうちに気温と同じぐらいまでに冷える。

ストレステストの時はかなり熱を持ったが普段使いは別のようだ。

充電時も当然ながら発熱するけど、充電中は触らないから判断保留。

ケースなし運用

普段はケースは使わずスリーブと組み合わせる形に落ち着いた。これが一番薄いし軽い。

スリーブに入れておけば画面や背面を守れるし、スリーブから取り出す手間を加えることで、デジタルデトックス気分が少し味わえる。

探せば薄くて軽いケースもある。ただ、素材を考えると、加水分解や黄変は避けられなさそうだ。遠出するときはApple純正ケースをつけている。

本体が薄くなったことと、ポートの位置がやや背面に寄っているせいか、本体よりケース背面部分が出っ張っていると、USB-Cケーブルが差し込めなくなってしまう。対応したケースが出てきたら改めて考えようと思う。

カメラの実用性

風景も料理も猫もきれいに撮れたので必要十分だろう。

2倍ズームで意外と寄れると書いた。用途別に整理すると、

  • 料理: 2倍(1倍だと20㎝離れて、2倍だと30㎝から40㎝ぐらい)
  • 猫: 2倍(近づくと逃げられる)
  • 風景: 1倍(近寄るも何も……)
  • 記録写真: 1倍

超広角カメラが欲しいと思ったことはない。パノラマ撮影やフロントカメラで代用が効くようなので、いざとなったら使おうと思う。

この1か月ではXperia 1 VIでテレマクロ撮影を2回した。そもそもマクロ撮影ではないし、イレギュラーな状況なので除外。

通信安定性

これはキャリアも絡んでくるので一概には言えないけど、人の流れが絶えない駅で使っても通信は途切れなかった。

家電量販店のスマートフォンコーナーで試したらダウンロード1000Mbpsと出て笑ってしまった。環境がよければいい速度が出るようだ。

傷や指紋

今のところ、MagSafe充電器を使っている背面もディスプレイも傷はなし。

チタンフレームも傷はないように見える。これはガラスコーティング剤でコーティングしたり、基本的に屋内で利用しているせいか。

確かにフレームには指紋がつきやすいけど、拭けば簡単に落ちるので気にしていない。

総評

正直、用途があわないなら、返品*1して17 Proに変更することも考えていた。今のところ、iPhone Airはメイン機として十分だ。

バッテリー持ちは、実測も体感も悪くない。遠出するときは5000mAhぐらいのモバイルバッテリーを持てばいい。

電話付き小型コンピュータと解釈したのは、自分の使い方だと正しかった。ブラウジング、動画や音楽再生、テキスト入力、ライトなゲームという用途にぴたりとあてはまる。

先に書いたけど、後継機が出るかどうかは気がかりだ。デザイン部門独占取材: iPhone Airに見るアップルが生み出す「魔法」の裏側 | AXIS Web | デザインの視点で、人間の可能性や創造性を伝えるメディアを読む限り、デザインの変更は意図的なものだから、後継機が出ると思いたい。しかし、ディスプレイが大きいのに薄くて軽いはフォルダブルでも満たせるから……考えるのはやめよう。

iOS 26はアップデートでパーソナライズ化されたSiriが実装されるそうなので将来が楽しみ。

*1:Apple Storeで購入の場合は30日以内の返品ができる