質問しても詳しく教えてくれない
上達の方法を聞いたらとにかくやってごらん、と返ってきた、というのはよくある話。
これにはいくつか理由があって、大きなものだと 1. 質問が大雑把であること 2. 聞かれた側は教える達人ではないこと の2つがあげられる。
1. 質問が大雑把であること
単純にそうとしか返しようがない質問をしている場合。プログラミングうまくなるにはどうすればいいのか、とか。きれいな文章を書くにはどうすればいいのか、とか。
数を重ねてごらん、のほかに言えるのは完成形をはっきりとイメージしてごらん、などやはり曖昧なものが多いのではなかろうか。
2. 聞かれた側は教える達人ではないこと
実践できることと教えることは別の技術。
感覚ではわかっているものが言葉で説明できるのかは別の話だ。歩けるからといって歩き方を教えられるとは限らない。
上手な質問をするには
具体的な質問をすればするほど、具体的な回答が返ってくる。
自分が何に困っているのか、何をやってきたのかを説明するのが重要。
理屈は単純なんだけど
具体的な質問ができるのなら、自分が何を問題にしているのかわかっているので、自己解決まであと一歩なんだよね。