wired raven : Automatic Wing

文字通りの日記。主に思ったことやガジェットについて

works

あれから

ハガラズは眉間にしわを作りながら、栞を睨むように見ていた。 周囲の視線を集めていることに気付き、ハガラズは眉間を揉んだ。 贈る相手は紙の本が好きな少女だ。 少なくとも外見は、だが。 実際のところは、非常に説明するのが大変だ。 彼女は敵で、ハガラ…

SS「オフにて #2」公開

お題はアリウムとユーザがリアルで会話なのでオフ会という体で……と考えたけれどなかなか難しい。 Project Roche Limit - 『オフにて』

SS書きました

深遠の果てよりの二人が登場する「光の届かぬ場所へ」と続きがあるのかわからない短編「frg-1: 生活するモノリス : Beyond Watch」」を書きました。

あったかいヒカリの二人をCOM3D2で作る

恵理 レイキ

少年もしくは少女と、少し歳の離れた親戚のお兄さんが喋ってる話(恋愛要素なし)

お題箱から 少年もしくは少女と、少し歳の離れた親戚のお兄さんが喋ってる話(恋愛要素なし)

翔くんまとめ

設定など 翔 140㎝ぐらい 肌の色が白い 髪の色も薄め 体の線も細い 全体に淡い感じ 我はあって、周囲を配慮してどうこうすることがほとんどない 気を許した相手には一言二言リアクションするタイプ 意外と食べる 容姿 翔君ダンス5 pic.twitter.com/k9h0KOYpK…

#ふぁぼ毎に自分の世界観に影響与えた作品をバラす

https://twitter.com/sesuna/status/976692832017633281 6個いただいたので6個答えてみよう。 パラサイト・イヴ 戦闘妖精・雪風シリーズ 文体や考え方がもろに影響を受けている 戦闘妖精雪風(OVA) 空戦の描写がツボでツボで GC版PSO Ep1、EP2 交響詩篇エウ…

SS「どこかのカフェにて」公開

Twitter経由でいただいたお題でSSを書きました。 Project Roche Limit - 『どこかのカフェで』

生体コンピュータ少女とパイロット

1 機体から離れるように歩いて、振り返る。 見た目はこの空軍の標準的なものだ。 性能も標準的でユニットの交換で幅広い任務に対応できるという。 運動性能も高く、ミサイルを打ち尽くしたあとの空中戦でも優位になれる、とも。 しかし、搭載している火器も…

With U

1 人間が概念的な存在だとわかったのはここ100年のことだ。 精神のありようで姿かたちが決まる。 意識的に自分を作ろうとしなければ、自分の身体が変わってしまう。 それがわかった最初の頃は大小さまざまな事件や混乱が起きたと歴史で習った。 人間から化け…

黒猫少年とメイドさん、はじめました

Twitterに投げていたものをまとめなおしました。 黒猫少年とメイドさん(1)

魔王を女の子にしてやった

元ネタ https://twitter.com/overthedefect/status/626899156037033984 存在形式変更 「魔王が発生する条件を満たしたらfalseを返すようにしてやろう」 「貴様、何を」 「魔王、君のステータスを書き換えてやろう。明日の朝を楽しみにするんだな、ふはは。そ…

Project Roche Limitキャラクターソート

Project Roche Limitキャラクターソート 作ってみました。 via 其の疾きこと亀の如く

私の目になって

「いくら雨宿りだっておれはこんな古びた館は嫌だぞ。いったい、いつの時代に誰が作ったかわからないのに」 「数十年は昔だろうな」 俺の言葉にレイフが眉をひそめる。 埃で調度品から床まで白くくすんでいる。 「ジャック、もう少しましなところで休もうぜ…

SSを2つアップ

Twitterに連投していた話をまとめてみた。 勇者になれなかった男 腹ペコ吸血鬼 の2つ。

死神さんとおじさまのログを追加

2014年10月分のログを追記。 Feathery Instrument - 死神さんとおじさま ログ

提督と肉そばと

「さみぃ……っ」 暖房のきいた店内に入ると外の寒さが際立つ。 カウンター席がふさがっているのを見てからテーブル席に腰を下ろした。 寒いからざるそばはないな、と彼はコートを脱ぎながらメニューを覗いていると、 「すみません、相席でもよろしいでしょう…

縮小現実

fitGearは眼鏡型のデバイスだ。 一昔前に大流行したスマートフォンを眼鏡にかけられるようにしたものだ。 視界に重ねて、情報を表示できるようになったので、ナビや飲食店などの検索に威力を発揮した。 発売当初は色物扱いされたが、自由度の高さが評価され…

異世界に飛ばされたロボットの話(7)

この部屋は何度入っても慣れないな、とハルは石造りの部屋を見回す。 音がもれないように石の壁は分厚く、間には枯れ草などが敷き詰められているという。 この中で剣を交えても誰も気がつかない、と市長のアーサラが真顔で言ったこともある。 それが市長の執…

異世界に飛ばされたロボットの話(6)

"彼にとってハル・ノイマンは低脅威の存在でしかなかった。 声をかけられた時から決闘場で対峙するまでそうであった。 評価が変わったのは決闘が始まってから数秒後。 ハルの一撃で彼が10mほど後退したからだ。 彼には人間の訓練の相手を務めた経験があった…

異世界に飛ばされたロボットの話(5)

「これは決闘だからな、殺し合いじゃないからな!」 トーマスは物言わぬ異国の騎士に決闘のルールを説明していた。 説明すれば首を縦や横に振っているのである程度は会話は成立しているはずだ。 だが、どれぐらい正確に理解しているかはわからず、トーマスは…

異世界に飛ばされたロボットの話(4)

腕組みをしながらトーマス少年は唸っていた。 目の前には自分の倍近い身長の鎧がある。 一週間ほど前に現れた異国から来た騎士だ。 正確には異国から来たらしい騎士だ。 彼の家は代々から騎士向けの鎧を作っている。 父が鎧を作っている様子を見て育ってきた…

異世界に飛ばされたロボットの話(3)

「市長」 「ああ、ハルか。待っていたよ」 書類から目を離さずに小柄な少女が応じた。 「待っていた、というのなら、視線をこちらに向けてくれるとありがたいのですが」 「私は忙しい。手短に済まそう」 「あまり、手荒に扱うと拗ねますよ」 言葉は厳しいが…

異世界に飛ばされたロボットの話(2)

「ねえねえ、どこから来たの?」 「その鎧は何でできてるの?」 「お腹すいた? 何か食べる?」 と子供が矢継早に話しかけているが、銀色の騎士は声を発するどころか身動き一つしなかった。 「うーん」 「言葉がわからないのかなぁ」 などと子供たちはそれぞれに…

異世界に飛ばされたロボットの話

元ネタ https://twitter.com/kyu190a/status/523008570804039680 関連 異世界無人戦闘メカ道中 - Togetterまとめ 連想して書いたもの 彼は突然の状況の変化に困惑していた。 仲間とのデータリンクは途切れ、飛ばしていたはずのドローンとのリンクも切れてし…

分水嶺

普通のアンドロイドは人間と全く同じ姿形をしているが、内部の構造は人間と異なっている。 人間の体は60兆の細胞、206個の骨から出来ている。 アンドロイドは表面に生体部品を使っているが、内部は金属や強化プラスチック、シリコンが大量に使われていて生体…

アドストラトスフィア(9)

9. 48時間前 イルミネア大陸上空 大陸の至る所で戦いが始まっていた。 夜の空からは戦いの光がちらちらと揺らめいているのがよく見えた。 「何機上がれた?」 第500飛行隊1番機「ブラック・レインボー」のレイルは振り返りながら叫んだ。 振り返れば5機の機影…

アドストラトスフィア(8)

8. 49時間前 EW内 ギルド「エンケの空隙」拠点 この古風な城の拠点には作戦指揮所と呼ばれる部屋がある。 石造りの城にはおおよそ似つかわしくない大型ディスプレイや通信機、高性能なコンピュータが所狭しと並んでいた。 基本的にはここから指揮を出すこと…

アドストラトスフィア(7)

7. 2週間前 現実世界 田辺宅 居間の卓球ができそうなぐらい大きなテーブルいっぱいにロール紙状のディスプレイが広げられていた。 「持ってて良かった」 と楽しそうに言ったのはディスプレイの主の伊藤だ。 「皆で話すとなるとこういうのは必要だな」 「無駄…

IFF: Enemy 続き

派手に水しぶきをあげて白髪の青年が海に姿を消したのを見て、 「いつもどおりね」 とビーチパラソルの下で体を休めていた白の少女は呟いた。 「助けにいかないの?」 と横で寝転がっていた黒の少女が続ける。 「体が冷えているから難しいわ」 体が冷えると…