wired raven : Automatic Wing

文字通りの日記。主に思ったことやガジェットについて

カシスとぐーたらさん

カーペットの上には寝転んでいる人物が一人。 気持ちよさそうに静かに寝息を立てている。 「いい加減、起きてほしいのだけど」 と言ってみるが起きない。 しばらくは部屋の隅を掃除しているが、やはり目覚める気配はない。 「起きないと掃除するわよ」 近づいて言っても気持ちよさそうに寝ている。 この音の中、よく眠れる、と思いながら、掃除機の設定を弱にしてから背中にあてる。 すると彼は文字通り飛び起きて、背の低いテーブルのふちに頭をぶつけた。 浅くバウンドして床で動かなくなった。 それを見てカシスは掃除機を止めると静かにおいて彼に近寄った。 軽くゆすってみるが、起きる気配がない。 手をあてて、呼吸と脈があるのを確認し、そして、短く息を吐いた。 すぐに台所に向かい、戸棚から氷嚢を取り出す。 氷嚢に氷と水をつめ、タオルでくるみ、彼の頭に当ててやる。 いたずらするときは危険な要素を排しておこう、と考えながら。