wired raven

文字通りの日記。主に思ったことやガジェットについて

ブログは死に行く技術か?

技術自体は死ぬものではないと思う。
Web日記の文化自体は昔からあったわけで、一定の需要はあるはずだから。
ただ、コンテンツとして見たときに疑問がある。
少し前の「ブログ」は自分の考えとその考えに至った理由などを丁寧に書いてあった。
今の「ブログ」は思ったことだけが書いてあって、理由などがわからない。
理由がわかるのは当事者や関係者だけで、第3者が見ても何の価値もないノイズでしかない。
アフィリエイト稼ぎ目的のブログも登場して、「ブログ」はノイズというイメージが強くなった。*1
そう言う点ではコンテンツとしては死に行くものだと考えてしまう。


インターネットが一般の人に普及し始めて二桁の年数が経つか経たないかの状況だ。
これから先どうなっていくかはわからない。
自分がネットを始めた頃は本当に一部の人間しか使っていなかった。
今は色んな人間がネットを使い始めて、その頃とは違う使い方が見えてきた。
その使い方に古い人間がついていけていないだけではないか、とも思う。


使い方の違う人間同士が互いに干渉・排斥しない限りは棲み分けが進んでいくのかも知れない。
できれば、そうあって欲しい。

*1:あくまで自分の主観だが