wired raven

文字通りの日記。主に思ったことやガジェットについて

純ゴーストデベロッパーはそういない

ゴーストを作らない純ユーザはいても、ゴーストを使わない純ゴーストデベロッパーはそういない。
自分が知らないだけで実は大勢の純ゴーストデベロッパーが存在するのかも知れない。*1
ユーザとしての視点も、ゴーストデベロッパーは持ち合わせていられるはず。
なのだけど、ゴーストデベロッパーになると、ユーザの気持ちがわからなくなってしまうのがもどかしいところ。
たぶん、作り手の視点が受け手の視界を濁らせているのだと思う。


自分が純ユーザの時はゴーストデベロッパーに声をかけるのに躊躇していた記憶がある。
それも最初の頃は、の話でしばらくしたら、ゴーストデベロッパーであること関係なしに話していた気がする。
壁を作っていたのはユーザ自身で、別にゴーストデベロッパーは壁を作っていなかった。
少なくとも、自分の時はそうだった。


ゴーストデベロッパーとユーザに作り手と受け手の違いはあっても、その違いを気にして話すことを躊躇う必要性はないのではないか。
ただ、話す際にはお互いに礼を失しないよう配慮はしなければならないが。
デベロッパーがユーザに「作ってやっているんだ」という態度でも、ユーザがデベロッパーに「使ってやっているんだ」という態度でもいけない。
それで成り立つ関係があるなら、それはそれで良いのだろうけど、そういう人ばかりではないのだから。


「堅くならず、気楽に、ね」という話。

*1:自分の感覚だけが頼りの話はそれがあり得るから面白い。