まじめな話をするときに例え話を出すのはやってはならないことだ。
よりにもよって、不確定要素の多い戦場の話を持ち出すあたり、例え話のややこしさをわかってない。
戦場へ向かう途中で、敵国の足の負傷した綺麗な女性を発見したとき、殺すのが理論的で、殺さないのが感情的？
非戦闘員かもしれない人間を攻撃するのが理論的で国全体の利益を考えている、ねぇ。
非戦闘員に攻撃したことで非難轟々の国があると思うが、なんと言っただろうか。
大体、国の威信や軍の規律を守るために交戦規定というのが定めてあって、基本的に敵対する集団に属する人間だから、無条件で殺すことは許されてないと思う。
交戦規定を遵守することは理論的だと思うがね。
規定を守っていたら命が危ないのも事実。
命の危険に晒された際に取る行動は理屈からくるものだろうか、本能からくるものだろうか。
いったい、どちらなのだろう？
