wired raven

文字通りの日記。主に思ったことやガジェットについて

Chocolatey から Scoop と Microsoft Store に乗り換えた話

要約

  • Windows のパッケージ管理に Chocolatey を使っていたが、アンインストール時の挙動があやしい
  • もっと平和に管理したいので Scoop と MicrosoftStore の組み合わせに変更した

乗り換えの背景

Chocolatey を使っていて次のような問題に何度か遭遇した。

  • アプリによって最新版の反映が遅い
  • インストールやアンインストールに失敗することがある

導入した時より状況は変わって、Microsoft Store の充実や自動更新するアプリも増えたので見直すことにした。

運用方針は、

  • フル機能版が入手できるなら Microsoft Store
  • 自動更新機能があるものは単体で導入(Chrome や Discord など)
  • 圧縮ファイルを展開するだけのものなどは Scoop

乗り換え方

この辺、環境によるだろうから、書いてもあまり参考にはならないか。

  1. Chocolatey で管理しているアプリの一覧を取得しておく
  2. Chocolatey をアンインストール
  3. 公式のアンインストール手順: Chocolatey Software Docs | How to uninstall
  4. Scoop をインストールする
  5. Scoop でインストーラーがないタイプのアプリをインストールする
  6. Microsoft Store で導入できるものは導入する

WingetUI を導入する

winget や Scoop などのパッケージ管理システムに対応したGUIツール。

画面操作でインストールやアンインストール、アップデートが完結する。

複数のパッケージ管理システムを一元管理できるのがとてもよき。

リンク

GPD WIN Mini 2024の設定

レビューなどはあとで。

1. リカバリ

  1. 公式サイトからリカバリ用イメージ、ディスク作成ツールをダウンロードする
  2. ディスク作成ツールでリカバリUSBメモリを作成する
  3. リカバリUSBメモリから起動して、フォーマットしてCドライブのパーティションを最大にする

各種アップデート

  1. 公式サイトからドライバをダウンロードしてインストールする
  2. Windows Update 3 Microsoft Store のアプリのアップデート

設定

ログイン画面をシンプルにする

設定 -> 個人用設定 -> ロック画面

  • ロック画面を個人用に設定: 画像
  • 写真を選択
  • ロック画面にトリビアやヒントなどの情報を表示する のチェックを外す
  • ロック画面の状態: なし

Motion Assistant

バンドルされている設定ソフト、ジャイロの設定がメインでTDPはあとから追加されたものらしい。

TDPの設定変更。

自動起動するようにした。

セキュリティ

アンチウィルスはWindows Defenderに任せる。

特別な理由がなければ初期設定のまま設定は変えず、「無視」するのが無難かもしれない。

触ってはいけない項目

バイスセキュリティの「セキュアコアPC」で「ファームウェアの保護」を有効にすると起動不能になる。

有効にしたら起動不能になるファームウェアの保護

もし、起動不能になってしまった場合はセーフモードで起動し、レジストリから設定を無効にすることで復旧できる。

System Guard Secure Launch と SMM 保護 - Windows Security | Microsoft Learn

ソフト追加

パッケージ管理「scoop」導入

chocolatey の代わりに導入。

あまり、出番ないかもしれない。

JoyToKey

ゲームパッドをマウス代わりに使うために導入。

自動起動及び特権モードでの起動の設定

パソコンの起動時に、自動的に起動するようにしたい

Google Chrome

公式から導入。

アカウント同期して環境まるっとお引越し。

Audio Trampet

Microsoft Store から導入。

オーディオデバイスの切り替えやアプリごとの音量調整ができるアプリ。

Sysinternal Suite

Microsoft Store から導入。

タスクマネージャーを強化した Process Explorer自動起動の強力な管理ツール Autoruns などの詰め合わせ。

PowerToys

Microsoft Store から導入。

ランチャーアプリやスリープ抑制アプリ、画像のリサイズ支援、ホストエディタ、ウィンドウを常にトップに表示する、など様々な便利機能の詰め合わせ。

Dropbox

公式サイトから導入。

オンラインドキュメント同期ソフト、今回はストレージを節約したいので基本はローカルにファイルを置かない設定にした。

MacBook Air がスリープ復帰直後にネットに繋がらない問題 #解決

環境

症状

  • スリープから復帰した時にWebにアクセスできない

試したこと

疎通確認

ping で疎通確認を実施、1.1.1.1 は通るが、名前解決が必要な google.com などは通らない。

DNSサーバーとの通信に問題がある模様。

WiFiの設定変更

IPv6構成を自動にした

IPv6構成を自動に変更。

暫定対処

ひとまず次の操作で復帰はする。

  • Wi-Fi のオン・オフ切り替え
    • たまに復帰しないことがある
  • マシンの再起動

対処

ネットワークの設定ファイルを削除する

1. /Library/Preferences/SystemConfiguration/ に移動する

Finder でも Terminal でもお好きなもので

2. 次のファイルを削除する

削除前にバックアップをとっておくのが良さげ

  • com.apple.airport.preferences.plist
  • com.apple.network.identification.plist
  • com.apple.wifi.message-tracer.plist
  • NetworkInterfaces.plist
  • preferences.plist

再起動

無事にログインしてWebサイトが見られればOK

ノート

  • 古い設定ファイルが残り続けていたのが原因かもしれない。最初に買ったMacBookからの継ぎ足し継ぎ足しだから、おかしな挙動をしても不思議はない。
  • ユーザー作成のデータだけ移行して、アプリは追加でインストール・再設定とするといいのだろうか。
  • plist ファイルを眺めるとタイムスタンプが2013年で止まっているものがあるのは、アップグレードの際に取り残されたファイルなのだろうか……?

近況

仕事変わった

いわゆるリファラル入社。ご縁があって、なので頑張りたいところ(n回目)

ほぼ在宅勤務でクラウト型ソフトウェアの開発や導入の支援的なことをしている。

知らない用語に目を回す日々。

お花見

近所の桜並木を見に行ったり、夜桜見に行こうとしたら早すぎてこじんまりしてたり。

来年は近所の桜並木を昼休みに見に行って観察日誌でもつけようかな。

創作

SS はぼちぼち書いている。

ブログでは触れてない分が5話ぐらいある。あとで記事にする。

漫画しか買ってなかった。

自己啓発書の類も必要に応じて読んだりはする。でも、アドラー心理学の本とマインドフルネスの本を数冊読んでおけば事足りそう。

読んでいると、情報というか流行が流れてくるをの感じる。上流に向かっていくとくだんの2種が源流にある印象。

ゲーム

原神とアークナイツとアズールレーン

アンチウィルス変更

Windows Defender から Malwarebytes Premium に変更。

ほかのアンチウィルスの体験版を導入して比べた印象では、UIがすっきりしているのと、ほかでは検出できなかったマルウェアを検出できた点が気に入った。

最近のアンチウィルスはパスワードリマインダーやVPN、システム最適化などもセットの多機能路線のようで。

パフォーマンステストはしていないけど、Windows Defender が苦手と言われる小さいファイルのチェックがはやくなって、アプリの起動時間が短くなった、気がする。

PC 設定変更

やりすぎて覚えてない。

  • OSカスタマイズ系のツールで変更したのを初期値に戻す
    • レジストリ変更やグループポリシーで変更されていた分をひとつひとつ調べて戻す作業を繰り返す
  • 通知を減らす
    • 設定 -> システム -> 通知 の下のほうにある 追加の設定 にある項目のチェックボックスを外す
  • ロック画面をシンプルに
    • 設定 -> 個人用設定 -> ロック画面
      • ロック画面を個人用に設定: 画像
      • ロック画面の状態: なし
      • 再イン画面にロック画面の背景画像を表示する: オン

BoostCharge Pro Magnetic Power Bank 5K(MagSafe対応)のレビュー

概要

  • Belkin の MagSafe 対応バッテリー
  • 移動中は7.5Wで充電
  • 電源に接続した場合は最大15Wで充電(Qi2)

スペック

  • Qi2対応
  • サイズ: 9.4cm * 6.4cm * 1.7cm
  • 重量: 150g
  • USB-Cポート1個 12Wの入出力対応
  • 金属製のスタンドつき

外観

表面。MagSafeの磁石位置を示すリングとロゴだけのシンプルな印字

  • 表面はシリコン製、埃はついてもはらいやすい

裏面。下部にキックスタンドとバッテリー残量表示のLED

  • 裏面は梨地で指紋が目立ちにくい。キックスタンドと残量表示のLEDが4つ
  • 通電中かを示すLEDランプが左側面に1個

持ちやすさ

  • 角が丸いので持ちやすい部類だと思う
  • 150g 増で持ちっぱなしは辛いかもしれない

充電速度

  • 電源なしの無線充電7.5Wだから使うときは最初から繋いでおいて、残量がなくなったら外すのが無難か
  • 電源ありの15Wは十分にはやい

スタンド

  • 角度は固定、横置きと縦置きに対応している
  • バッテリーを縦置きして、iPhone 15 Pro Max を横にしても、ぐらつかず安定している

MagSafeの磁力

  • iPhone に取り付けた状態で振っても落ちない程度には強い

ほかの MagSafe 対応バッテリーとの比較

mophie powerstation 10K stand with MagSafe の存在感

機種 サイズ(cm) 重量 容量 総電力量 電源なしの無接点充電出力 電源ありの無接点充電出力 有線出力 端子形状
Apple MagSafe バッテリーパック 9.5 * 6.4 * 1.6 117g - 11.13Wh 7.5W 15W - Lightning
BoostCharge Pro Magnetic Power Bank 5K(MagSafe対応) 9.4 * 6.4 * 1.7 150g 5000mAh 19.25Wh 7.5W 15W 12W USB-C
mophie powerstation 10K stand with MagSafe 13 * 6.9 * 2.54 300g 10000mAh 37Wh 15W 15W 20W USB-C
  • Apple MagSafe バッテリーパックとサイズは近い。よく握らないとサイズの違いはわからない。重さの違いは流石に感じる
  • mAh は条件が揃ってないので比較が難しい。容量がとても少ないと評価される Apple MagSafe バッテリーパックの 1460mAh は 7.62V で計算している。同じ条件でほか2つを計算すると、約2530mAh、約4860mAh

メモ

  • Appleストア限定の商品でメーカーサイトにも情報がなぜかない
  • Qi2対応の本領を発揮するのは電源接続時のみは残念。容量の多い上位モデルだとバッテリー駆動でも15Wで充電できるらしい。筐体サイズや変換効率の問題があるのかしらん?
  • 上辺以外の3編に入出力の性能やらなんやらが書かれている。中国語だと「行動電源」、かっこいい
  • mAh の算出方法がややこしい。ここに変換効率などが加わるから、どれぐらい充電できるかは使ってみないとわからない
  • 値段はやや高いように思う。同じ容量で7.5W充電できるモデルがあるから、そちらを選んでもいいだろう
  • 持ち歩きしやすいサイズとほどほどな容量、電源をつなげばMagSafe充電器としても使える。Apple MagSafe バッテリーパックの後継機を探していたのでちょうどいい。これでLightning端子のアクセサリが片付く……

参考