wired raven

文字通りの日記。主に思ったことやガジェットについて

Keychron K2 v2 青軸のレビュー

概要

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キーボードとオプションのパームレスト

Bluetooth・USB接続対応のメカニカルキーボード。

バックライトの種類やスイッチの種類が選べ、一番オーソドックスな白色バックライト・プラスチック筐体で$69から、RGBバックライト・アルミニウム筐体で$89からそれぞれ購入できる。

メーカーページ: Keychron K2 Wireless Mechanical Keyboard for Mac and Windows

配列

84キーの省スペース型。

page up、page down、home、endが縦一列に並んでいる。このあたりのキーは出番がないので問題ない。

キーボードのバックライトを操作するための専用のキーがある。

機能・特徴

  • Bluetoothは3台までのぺリングに対応している
  • Windows/macOSに対応。スイッチでモード切替できる
  • 4000mAhの大容量バッテリーを搭載、バックライトオフなら240時間持つ

バックライト

白色バックライトで発光パターンがいくつかある。

  • 全面点灯
  • 全面点灯・ゆっくりと点灯と消灯をくりかえす
  • 左から右にウェーブする
  • 上から下にウェーブする
  • 時計回りに点灯している位置が移動する
  • ランダムにバックライトが点灯する

などまだまだある。

実用性が高いのは全面点灯だろう。

打鍵感・打鍵音

青軸なのでカチカチとした打鍵感。

押すときは軽く、跳ね返りをうまく使えば疲れることなく長文が書けそうだ。

音に関しては確かにかちかち、かたかたとにぎやかだ。近くに人がいる場合やボイスチャットなどをしているときは使いにくいだろう。

ボイスチャットの場合はマイクのノイズキャンセリングソフトを使って対応できた。

macOSWindowsの両対応

スイッチで切り替え、キーキャップの付け替えで両方のOSで使い分けができる。

キーキャップは交換しなくてもいいが、何のキーを押しているかわからなくなるので適度に差し替えたい。

こんな人におすすめ

  • コンパクトなメカニカルキーボードを探している人
  • WindowsmacOSで使えるキーボードを探している人
  • ちょっと変わったキーボードを使ってみたい人

合わなさそうな人

  • JIS配列を活用している人
  • テンキーを活用している人
  • 静かなキーボードを探している人
  • ノートPCのような平らなキーボードを探している人

覚書

Keychron K2のショートカット

  • バックライトオフ: fnキー+バックライトキー
  • オートスリープのオフ・オン: fnキー+Sキー+Oキーを三秒間押しっぱなし

英字キーボードの日本語入力切替

OS標準ではAltキー+~キーの同時押しでトグル操作できる。

左Altキーで英数入力、右Altキーでかな入力に切り替えるkarakaram/alt-ime-ahkが便利。

Windows 10のスタートアップフォルダ

shell:startup で開ける。

ここに自動起動したいアプリのショートカットを入れる。

Windows 10のキーボード配列の変更

  1. 設定を開く
  2. 時刻と言語を開く
  3. 左ペインの言語を開く
  4. 右ペインの優先する言語にある「日本語」のオプションを開く
  5. ハードウェアキーボードレイアウトを任意のキーボードにする
  6. OS再起動で反映される

雑感

クラウドファンディングで入手したKeychron K2 v1 RGBバックライト・アルミフレームを先に使っていて、製品版をリピート買いするとは思っていなかった。

Bluetooth対応、ファームウェア対応、WindowsmacOSの両方に対応、と機能面を考えると7000円前後の価格は安いと思う。

キーの配列など多少変わってもまあまあ打てると思っていたけど、どうやらそうでもなかったようで、英字キーボード統合の流れが生まれつつある。

ちょっと扱いに困るのがiPad Pro 11とSurface Pro 7のキーボード。こちらは使っているときに日本語キーボードだと脳が勝手に切り替わっているようで混乱は少ないが、はてさてどうなるのやら。

ゴースト「カッシーニの空隙」「悪意なき悪意」更新

両ゴーストともにランダムトークを追加。

ダウンロードは、

からそれぞれどうぞ。

MacBook Air 2020 M1の雑感

機種

  • MacBook Air 2020 M1
  • メモリ16GB
  • SSD 1TB
  • グラフィックコア 8

ざっくり

  • ファンがないので静か
  • 電池持ちがいい
  • iOSアプリが動く(限定的だけど)
  • 全体的に性能が底上げされていて快適

もう少し細かく

きびきび動く

パフォーマンスが向上し、全体的に滑らかに動く。

ベンチマークをとると異次元のスコアを叩き出している。

MacBook Air (Late 2020) vs MacBook Pro (13-inch Mid 2018) - Geekbench Browser

MacBook Air (Late 2020) MacBook Pro (13-inch Mid 2018)
Single-Core Score 1743 997
Multi-Core Score 7654 3830

キーボード

改良されても何かしらの不具合を抱えているバタフライキーボードから、シザーキーボードを改良したマジックキーボードに変更された。

キーの端っこを打ってもしっかり拾うバタフライキーボードのよさとシザーキーボードの打ちやすさを良い感じにブレンドしているように感じる。

ファンレス・熱を持たない

MacBookシリーズといえば、筐体が熱を持ちやすく、負荷をかけるとジェット機が飛ぶようなファンの回転音が聞こえるイメージがある。夏場は使うのを控えようか、と真面目に考えるぐらいに。

Apple Siliconの低発熱ぶりは伊達ではなく、ブラウジングボイスチャットぐらいでは全く熱を持たない。ベンチマークを回してもほんのり温かくなるぐらいで、キーボードやパームレストが熱くならない。

バッテリー

Safariでブログの記事を書く程度の使い方だと1時間あたり数%ほどしか消費していない。

使い方によっては電源アダプターを持ち歩かなくてもよさそう。

互換性

プラットフォームが変わる大きな変更の割には、動いているアプリが多いという認識。

Parallels DesktopやDockerといった仮想マシンといったOS、ハードの影響を受けやすいソフトのほか、オンラインストレージのクライアントや動画再生ソフトが動かなかったりする。動かなくなると困るアプリや周辺機器を使っている人はメーカーの情報を確認したほうがいい。

この記事をちまちまと書いている間にも対応しているアプリが増えている。

トラブル

ソフトウェアの問題ならいずれアップデートで改善されるだろう。初物につきものとはいえ、なかなかスリリング。

雑感

ポジティブなレビュー記事が多かったので実のところはどうなのだろう、とやや構えていたが、実際に使ってみたら記事通りで驚いた。

自分の使っている範囲では互換性の問題もなく、サクサク動作してバッテリー持ちがよいノートPCになっていた。使っている感覚はiPadなどのタブレット端末に近い。

今回のリリースはエントリーモデルを中心としたもので、ハイスペックモデルはIntel CPUのまま。高性能化したM1x(?)などを搭載し、デザインも刷新されたモデルが出るといううわさもある。

互換性の問題があるため、開発などでは悩む場面はあるだろうが、将来が楽しみなシリーズだ。

2020年をざっくり振り返る

仕事

仕事では部署異動して、ひとりエンジニアとして、システムの保守・運用・開発、Webサイトの作成などをしていた。

歴史的経緯からドキュメントなどが散逸していたので、Google DriveやSlack、GitHub Wikiなどを探して情報を集めて、ソースコードと睨めっこするような泥臭い戦いが続いて、それで今年前半は終わった気がする。

後半は今の業務に合わせてシステムを最適化する開発へ。社内にいるユーザーと直で話しながらの開発で、フィードバックがすぐにあるというのはやりがいがあった、と同時になかなか要望や感想から必要なものを理解するのは難しい、とも感じた。この辺はもう少し自分が食い気味にいくしかなさそう。

仕様書やマニュアルといったドキュメント類を端折った分だけ作業量が減っているものの1.5人弱の仕事をしているので、そろそろアクセルを緩めてもいい頃合いか。この年末年始の休みで骨休めをしたら眠いこと眠いこと。カフェインが抜けて緊張も緩んできたら、疲れがどっと出てきたようだ。

もう一年経ったのか、と思うと同時にもっと時間が経っていたものだと思う濃い一年だった。

来年は働き方をあらためていきたいところ。

創作活動

趣味面では一瞬だけ創作意欲が復活した後すぐに消えてしまったのが少々残念であった。来年はもう少しネタ集めをして更新頻度を上げていきたいものだ。

生活

生活面だと一番大きな変化は一人暮らしを始めたこと。最初の一ヶ月は冷蔵庫がない、洗濯機がない、とぐだぐだしていたけど、物が揃ってくるにつれて生活も回るようになり、今では普通に生活している。ドラム式洗濯乾燥機とコンビニは偉大。

ガジェット

ちょっと増やしすぎたかも。

そういえば

今年の2月に

好き勝手言っていたSIer時代の経験を総動員する仕事が来たよ、と書くとネガティブなのだけど、割とポジティブ。これでいい感じにできたらよい供養になる。 自分の中の亡霊退治が当面の目標かもしれない。

こんなことをツイートしていた。

そういうわけで色々と供養させる年でもあった。過去分はだいぶ供養できたものの、新しく生まれた亡霊も同じぐらいあって、当面は亡霊退治が続きそう。もしかすると、生きている間は終わらないのかもしれない。

Apple Watch SEのレビュー

購入したもの

ディスプレイ

  • Series 3の42mmからの乗り換えなので一回り大きい
  • 表示される情報量が増えた。新しい文字盤のインフォグラフで一通りの情報が見られるのはよい

操作感

  • 全体的にレスポンスが非常に良い
  • Series 3ではもたついていた動作のほとんどが解消している

背面

  • 背面のセンサーのデザインに見直しが入って、背面がすべてガラス製になったようだ
  • Series 3のころにあった腐食問題が緩和されてそう
    • どちらにしても定期的に水で流したりして、汚れを落とす手入れは必要だろうけど

Nikeバンド

  • Nikeのバンドは通気性をよくするために穴があいている。湿気がこもりにくく、軽い
  • かなりカジュアルよりなのでスーツを着るなら、別のバンドを用意したほうが無難

バッテリー持ち

  • カタログスペックは18時間
  • 0時から睡眠トラッキング、つけたまま日中を過ごして、20時に確認したら残り50%。使い方によってはカタログスペックよりもずっと長持ちしそうだ
    • 「90回の時刻チェック、90回の通知、45分のアプリ使用、音楽再生をしながらの60分間のワークアウト」という条件で計測されている。軽い使い方ならもっと伸びるだろう

雑感

Series 3の42mmとSEの40mmを比較しても、ディスプレイサイズはSEのほうが大きい。

間違いなく見やすいけど、存在感が強いのでベルトを変えたからフォーマルな場でも、というのはやや勇気がいるかも。流石に44㎜は大きすぎたか、とも。

その大きさとバッテリー持ちの良さから、iPhone 12 Pro Maxをカバンから出さずApple Watchで操作する機会は増えた。情報表示・操作補助デバイスとしてみるとこのサイズも正解だったか。