wired raven

文字通りの日記。主に思ったことやガジェットについて

個人のWebサイトは必要かどうか

ブログ、イラスト、小説、エッセイ、プログラムなどそれぞれ公開に適したサービスがある。やろうと思ったら、サービスを契約してコンテンツをアップロードすればよい状況になった。

この状況で個人がWebサイトを持つことにどれだけ意味があるだろうか、というとだいぶ意義は薄れたように思う。

ここでいう個人のWebサイトはレンタルサーバVPSかにHTMLをアップロードしたり、PukiwikiWordPressなどをインストールして構築するサイトを指す。

  • CMSをインストールして何かをやってみたい
  • 規約のゆるいところで好きなようにやりたい

とどこかのサービスを契約すれば終わりにできない状況だとそれなりの意義を持つように思う。

あと、なりすまし対策でどこか一つサイトを持っておく、というのもある。わたしはこのサービスを使って活動しています。連絡先はこちらです、という内容のシンプルなサイトだ。このサイトに書いてあるものが本物で、それ以外は偽物だといえるし、見ている側も判断材料になる。

自分自身、ブログに関して言えば、WordPressの変化やチューニングまわりで力尽きてはてなブログに里帰りをした。WordPressの管理を考えないで記事を書くことに集中できるのだから気楽だ。広告が表示される問題についてはProにして解決した。

それ以外はさくらのレンタルサーバのほうに格納されている。

更新頻度の高いコンテンツはPukiwikiDokuwikiにまとめ、特に更新頻度が高くはないものはMarkdown形式で書いたものをPandocでHTMLに変換する形をとっている。専用のコンテンツジェネレータを使ったほうが良さそうだけど、それはおいおい。ひと手間かかるにしてもアップしてしまえば、あとは爆速で表示されるのがよい。PHPのバージョンがどうこうといって苦労もしないのは素晴らしい。

  • 管理コストを減らして、コンテンツの公開に集中したいなら専用のサービスを契約するのが近道
  • 自分でがっつり管理する場合は手間だけど、面白かったり得るものがあったりする
  • いろんなサービスを借りて作品を公開する場合、拠点になるページがあると、なりすまし対策などになるかもだ

という話。

2018年に買ってよかったもの

QUIETCOMFORT 35 WIRELESS HEADPHONES II

Boseノイズキャンセリングヘッドホン。

ヘッドホンの着け心地もよく、マイクの性能もよい。Bluetoothのほか、有線での接続にも対応しているので状況に応じて使い分けられる。

ノイズキャンセリングの性能は高く、電車の中や賑やかな食事処でも静かな環境が作れる。

聴覚過敏の自分には救世主のような存在。

かわるビジネスリュック

15インチのPCにも対応しているビジネスリュック。

PCポケットが一番外側にあるため、背負ったときに軽く感じられる。

2部屋にわかれているが、仕切りを動かして1部屋として扱うこともできる。1泊2日の旅行なら問題なく荷物が詰められる容量がある。

PCを持ち歩く機会が多い身には心強いバッグ。

Apple Watch Series 3

Appleのスマートウォッチ。

モデルは、GPS + CELLULAR。スペースグレイアルミニウムケースとブラックスポーツバンド。

iPhoneで受け取ったメールの通知などを表示したり、単体で電話や簡単なメールの返信ができたりする。

脈拍を定期的に測定できるので健康管理にも役立つ。

実際、服薬中の薬の副作用に気が付くきっかけになったりとかなり助かっている。

購入「HyperDrive SLIM 8-in-1 USB-C Hub」

USB-CオンリーのMacBook Proのために購入。

HDMI、DisplayPort、USB 3.0*2、SDカード、microSD、LANに対応したUSB-Cハブ。

USB-PDの100Wにも対応しているので、このハブに周辺機器から電源までひとまとめにできる。

アルミボディの質感も高く、LANポートはケーブルを刺す時だけ大きくなるギミックがあったりと面白い。使用中の発熱も穏やかだし、なかなか良いと思う。

課題は高価であること。こればかりは仕方ないか。

リンク

MacBook Pro 13インチ 2018レビュー

MacBook Pro 13インチ Early 2015と比較しながらのレビュー。

スペック

ディスプレイ

スペックで比べると、

  • 輝度が300ニトから500ニトへ
  • 色域がsRGBから広色域(P3)へ
  • 周囲の明るさにあわせて、ディスプレイの輝度などを調整するTrue Toneテクノロジーをサポート

という違いがある。

しかし、今のところ、はっきり違いはわからない。相変わらず、きれいなディスプレイという印象。

キーボード

埃に弱く故障しやすい、打鍵音がうるさい、と言われていたバタフライキーボード。

第3世代バタフライキーボードにて、新しく追加されたシリコン膜のおかげか、打鍵音はだいぶ静かになった。叩き方にもよるけど、Early 2015のキーボードより静かになった。

ストロークが浅くなった分、キーボードを叩くというよりはぽちぽち押す感じ。どう文字で表現すればいいのか悩む。

上下カーソルキーが合わせて1つ分の高さしかないのが微妙。カーソルキー以外の移動方法を探さないと……。

トラックパッド

一回り大きくなっているので、キーボードを使うときに誤操作するのでは、と考えたけど、特に誤操作することなく使えている。

ジェスチャーの操作がしやすくなった。

Touch Bar

細長いディスプレイのタッチパネル。

ファンクションキーをたまに使おうとすると迷いがちなので、先に結果が表示される仕組みはいいように思う。

Touch Barへの対応はアプリに依存しているため、場合によってはほとんど何も表示されなかったりするが、BetterTouchToolなどでカスタマイズできる。

Touch ID

指紋認証機能、スリープからの復帰後のパスワード入力、iTunesの認証などに使う。

指紋認識の精度も速度も十分はやい。

iPhone Xや新しいiPad ProがFace IDに対応したのにTouch IDなのだろう。ベゼルが狭すぎてユニットが入らないからか?

サイズ

項目 MBP 13インチ Early 2015 MBP 13インチ 2018
高さ 1.80cm 1.49cm
31.40cm 30.41cm
奥行 21.9cm 21.24cm
重量 1.58kg 1.37kg

同じ13インチモデルでもEalry 2015より2018の方が一回り小さく、さらに軽い。

外箱も一回り小さくなっている。

電源アダプタ

61W USB-C電源アダプタになっている。

細かい違いとしては、ケーブルを巻き取るためのウィングがなくなって、すっきりとしたデザインになっている。このウィングがなくなったのは地味に痛い。

バッテリー持ち

夜フクロウTwitterを見ながら、Chromeブラウジングを2時間弱やってバッテリー残量79%。

6時間ぐらいなら電源の心配をせずに使えるかも。

スピーカー

いい感じに鳴るようになった。軽く聴く分には外部のスピーカーに繋がなくてもよさそう。

マイク

使ってないのでよくわからない。マイクの数が2つから3つに増えて、ノイズに強くなった、らしい。

拡張性

Thunderbolt 3(USB-C)ポートが4つあり、どれからでも充電ができる。

ポートの数からいえば拡張性は高い。でも、対応している周辺機器の少なさと値段の高さが障害になっている。

2018年も後半になれば、ハブなども充実しているだろう、と思っていたら、そんなことはなかった。確かにハブは出回っているけど、信頼できるものかというとそうでもない。USB 3.0のノイズ対策などがされていない製品も多い。

HyperDrive PRO 8-in-2 Hubあたりの導入を考えている。

ベンチマーク

  • GeekBench 4で計測

CPU

項目 MBP 13インチ Early 2015 MBP 13インチ 2018
シングルコア 4084 5402
マルチコア 7813 18926

MBP 13インチ 2015がデュアルコアCore i7-5557UでMBP 13インチ 2018が4コアのCore i7-8559U、コア数増えた分だけマルチコアのスコアが伸びている。

GPU

MBP 13インチ Early 2015 MBP 13インチ 2018
16694 33975

雑感

MBP 13インチ 2018からの乗り換えだと、全体的に性能の向上と軽量化で持ち運びやすくなった印象が強い。

インターフェース面ではUSBがUSB-Cのみ、MagSafe2廃止、SDカードスロット廃止と影響は大きいけど、よい乗換だと思う。