何をやっているのか
今、動いているシステムから新しいシステムにデータを移行する、という仕事。
旧居から新居の引っ越しをするけど間取りが違うので、家具の置き場所などが変わってくる。適切な場所を相談したりして決めて運ぼう、とそんな内容だ。
右から左に決められた形で収めればよいのだから、と思っていた。
甘い
非常に読みが甘かった。
話を聞いてみれば、どんな旧居の間取りは誰も把握しておらず、新居の間取りは絶賛建築中でころころ変わっているのだそうで。
前任のチームはどういうわけかドキュメントを残すことすらできずに去っていったようだった。
援軍
引き継いで先に作業していたチームに援軍として入った。だから、まぁ、一週間ぐらい粘れば何とかなるだろう、とそう思っていた。
ところが話を聞いてみれば先に書いたような状態で、まともとはお世辞にもいえない。
あちこちに話を聞いてみると、どうも自分が担当している箇所だけではなく、ほかのところも火の手があがっている。無理だろう、おかしい、と誰もが口を揃えて言うおっかない戦線である。
消耗戦?
どういうわけか人員をちょくちょく入れ替えている模様。
いろんな経験をさせよう、とかそういうありがた迷惑な気遣いがあるのかもしれない。上流行程から下流行程、各行程の様々な担当を経験するのは悪いことではない。一通り経験することで全体を見渡せるようにもなれるだろう。
そんなことはなくて赤疲労した人員を入れ替えているだけかもしれない。
何にしても人員は入れ替わっている。俗人化された知識とともに。ドキュメントは一見、揃っているように見えて抜けているものや秘伝のたれとでもいうべきものが多い。
期日が決まっていて成果をあげろあげろと言われれば、動くコードやデータの優先度がドキュメントより上になるのは無理もない。実際、ばたばたしているのでメモ書き以外は残っていない部分もある。
状況が流動的だから書けば書くほど無駄になるのも書くのが億劫になる理由だ。割り切るにも割り切れない。
赤疲労
ということで2週間程度で赤疲労である。
残業時間が一日平均で3時間強でこれほどまでしんどいとは思ってもいなかった。
思考力、忍耐力、記憶力、集中力はあからさまに低下している。全体的に後ろ向きで批判的な言動になっているしでろくでもない。
もとから批判的ではあるのだけど、それがさらに強くなった。
ここのところ、胃の調子が悪いので胃薬を処方してもらったばかりなのにとんでもない追い打ちがかかってしまった。労働の報酬としての給料ではなく、その金をくれてやるから精神と体を壊せ、と言われているように思う。
ぶっちゃけどうしたものか
転職するならはやいうちがいい。
だからといって転職先が見つかるかどうか、見つかったとしてうまくいくかどうかわからない。
このままいればじり貧なのは目に見えている。
と思考がぐるぐるしている。
気分転換に、と思ってもゲームはろくにプレイできないし、何か書くのも難しい。最後のは致命的でこれが続くならサイトを畳んだりするのも無理はないのかな、と思う。ただそんな気の迷いでサイトは畳みたくはない。
頑張らない
これで頑張ったら大破進撃轟沈の流れが見えるので頑張らない。