背景
クレジットカード類と現金と鍵をどうやって持ち運んだものか、と考えていた。
重要なものなので財布にまとめてしまうのも手だと思ったが今度はなくしたときのダメージが大きい。
ならば、と財布とキーケースやキーホルダーに分散させると、今度は財布を忘れる事態が発生する。交通系ICカードを使っているなら、駅で財布がないと気が付くのだろうが、スマートフォンにまとめているとわからない。
必ず持ち歩くものは、スマートフォンと鍵の2つ。キーケースやキーホルダーに小銭が入れば、うっかり忘れたときもしのげそうだ。そう考えていくつか、キーホルダーを試したがしっくりこない。
スマートフォンのケースやスマートフォンと脱着できる財布も検討したが、落とした時のダメージが大きすぎることと、スマートフォンの重量が増えることから見送り。
悩んでいたときに rethink のサイトを見たらよさそうなシリーズが、ということで購入。実は、ここのLim Walletという財布がずっと欲しかった。既に似たような財布は持っていたこともあり、新シリーズを選んでみる。
概要
写真の左から
- Key Purse(小銭も入るキーケース)
- Narrow Sleeve(クレジットカードや名刺のスリーブ)
- Less Wallet(財布)
の3種から成り立っている。
スマートフォンを使った決済をメインにしたら、財布はもっとコンパクトになると最小限まで突き詰めたシリーズ。
Less Wallet にはメインで使うカード3枚、4つ折りにした紙幣数枚、硬貨数枚。
Narrow Sleeve に普段、使わないカードや名刺をいれる。ポイントカードも入る。
Key Purse の主な役割は鍵の収納だが、硬貨数枚や紙幣も2つ折りか4つ折りにした紙幣が何枚か入る。現金支払い時の硬貨の収納先に使ってもよし、これとスマートフォンだけで出かけてもよし。
それぞれの機能から余白までが三位一体となり、さらにスマートフォンと共に有機的に棲み分け補完し合います。 Niche Series – rethink store
レビュー
Key Purse
鍵と小銭入れ。
鍵の収納できる本数は注文時に選べる。自分は2本を選んだ。
近所に出かけるときは、スマートフォンとKey Purseだけ持っていけばいいとかなり身軽になれるのがいい。
ねじは緩みやすいが手締めで対応できる。フラップの内側にねじが外れてなくす心配は少ないだろう。
Narrow Sleeve
三つ折りにした革を底面だけ縫い合わせたシンプルな作りのスリーブ。
サブのクレジットカード、健康保険証をメインのポケットに入れ、クレジットカードより一回り大きいポイントカードの類を背面に入れた。
メインのポケットにはクレジットカードなら5枚から6枚ほど入るようだ。1枚だけ入れて逆さにしても落ちない。が、強く振ると落ちるので、カードの枚数が少ないときは上下を気にしたほうがよいかも。
Less Wallet
恐ろしいぐらいにものが入らないので、abrAsusの薄い財布が大容量に思えてくる。
改めて考えると支払いのほとんどはスマートフォンだ。支払いの立て替えもバーコード決済サービスで済ませることも多い。現金支払いは週に1回あるかどうかなので、五千円紙幣1枚、千円紙幣2枚ぐらいで事足りる。今までの年齢*1000円の額を持ち歩いていたのはオーバーだ。
カードはメインのクレジットカード、キャッシュカード、運転免許証の3枚にした。マイナンバーカードにするとカードの枚数を圧縮できるが紛失時のリスクが高いので選択肢から除外。
全体的
スマートフォンと組み合わせて、名前の通り隙間を埋めてくれるシリーズ。
うまく使い分けたりできるのだろうか、と少々、不安だったけど、使ってみたらその通りになって、全くの杞憂だった。
電子決済がメインでもたまに現金が必要で、現金を使うと小銭が発生する問題を上手に解決してくれる。
プエブロレザーの手触りも良く、何気なく手にもって転がしたくなる。使い始めて1か月ほどだが、ざらっとした手触りはやや滑らかなものになり、色にも深みがでてきた。経年変化の大きな特性があるそうで、これからどうなっていくのか楽しみ。