ハードルの高さについて乱雑に
ハードルが高いと言うことは乗り越えるための技術と気力が必要となってくる。
それらの足りない人間が乗り越えられずに諦めてしまう。
ナローバンド時代のインターネットの状態がそんな風だったと思う。
今はインターネットに繋ぐのが非常に簡単になった。
パソコンを買って一通り回線に関する契約を済ませてケーブルを繋いでしまえばおしまい。
大した設定をすることなく、誰でも簡単にインターネットに繋げるようになった。
ネットワークなどに関する知識が無くても、簡単にサーバを借りてWebサイトを作成したり出来る。
簡単なサイトなら作成サービスを使えば、HTMLやCSSを知らなくても簡単に作れる。
それだけ技術が進歩した、と考えると喜ばしいことだろう。
問題はハードルが低くなったことによる『質の低下』だ。
技術も気力も大して無いのに軽い気持ちではじめて軽い気持ちでやめれる。
情報にも鮮度と言うものがある。
リンク集にしてもリンク先の移転に対応しないと、リンク集として機能しなくなる。
適度に更新をかけて情報の鮮度を保つ必要性がある。
更新が止まったサイトやブログは情報の鮮度が落ちるしかない。
役に立たない『ノイズ』がインターネット上に蓄積していくことになる。
(と言っても、期待外れのサイトの量はあまり変わってない気もする。
S/N比は変わっていないのかもしれない。)
以降さらに乱雑
こんなの誰でも書ける叩きの文章に過ぎない。
重要なのは「どうするか」だ。
インターネットをはじめたすべての『永遠の初心者*1』たちに対して技術と気力を与えるなど不可能だろう。
それが出来たら誰もこんなありきたりと言える叩きは書かない。
現実的な対処法としては技術を与えることがあげられる。
わかるようになれば気力もあがってくるし、食いつきがよくなれば自然と技術力もあがっていく。
すぐに諦めてしまう人間に対してもそれなりの効果があるだろう。
少なくとも、すぐに追い返したり切り捨てるよりは生産的だし、前向きな対処法だ。
楽しいですか、市民
これでもかと言うぐらいに曖昧な問いだけど、これがすべてのような気がする。
どれだけ技術があっても、楽しくなければやめるのが当然だろう。
特に趣味ならば。
本当に必要なのはHTMLやCSSだとかの技術ではなくて、インターネットを楽しむ技術なのかもしれない。
*1:簡単すぎて技術が磨かれず、初心者から抜け出せない人のことを指す言葉らしい。