文教大学合格、と。
顔文字で表すと一行使ってくるくる回ってるっぽい。
そんな表現できるはずも無く淡々といつもの調子。
一般で不合格と聞いたときに専門学校に思考をシフトしていた。
家に帰るとセンターの発表には時間があったけど専門学校の入学案内に目を通していた。
そうこうしている間に発表の時間になったので電話してみる。
何度かしつこくかけていると繋がった。
受験番号と暗証番号を入力して合成音声に耳を澄ませる。
合格の音が聞こえた瞬間、意外と喜べた。
これで今までの時間を無駄にしなくて済んだわけか。
また手続き済ませてないから安心できないけど、とりあえずは大学生にはなれるらしい。
