前提
- 室温がPCの動作可能温度であること
動作可能温度ではない場合
- 冷房や暖房で室温を調整する
- そもそもPCがまともに動作しない温度では人間もまともに動作しない
熱とPC
- 高温になるとパーツの寿命が縮んだり、動作が不安定になったりする
- 主な熱源はCPU。ほかにもグラフィックボードや電源など熱を出す部品が多い
冷やし方
- PCの内部を掃除する
- 負荷をかけると熱が出るので、負荷をかけないようにする
- PCのまわりの空気が循環するようにする
- 冷却台を使う
- 扇風機の風をあてる
大きくわけるとこんな感じ。
PCの内部を掃除する
- 埃がたまり冷却能力が落ちている場合がある。そういう時は分解して掃除する
- 埃がたまっている場合は外から何をやっても効果はない
- ドライバーとエアダスターがあれば掃除できる
- 壊す可能性もあるので自信がない人はメーカーに依頼するとよい
- 部屋にもよるけど寝室で使うと1年で埃がたまる
負荷がかからないようにする
- スペック以上の作業はしない
- 3Dゲームは荷が重たいので割り切れ
PCのまわりの空気が循環するようにする
- 扇風機やサーキュレーターでPC周辺に熱がたまらないようにする
冷却台を使う
- 底面を浮かせて熱がこもらないようにする
- 底面が浮かせられるのなら専用のアクセサリでもペットボトルのふたでもなんでもよい
- 冷却ファンつきの台を使うときは、吸気口と排気口の位置に注意する
- 吸気口に空気を送る。排気口から出た空気を外に出す。
扇風機の風をあてる
- ノートPCに風をあてて強制的に冷やす
- 周囲の空気ごと吹き飛ばすので効果が高い
- USB扇風機を使うのも手
禁じ手
- 氷などを使う
- 内部が結露して故障する可能性がある
- 故障しなくても水没シールが反応して水没扱いになることも
- 冷蔵庫に入れる
- 上に同じ
メモ
- ノートPCをどこに置いているかも大事で、プラスチックや木の天板の机だと熱がこもり熱暴走しやすい。スチールデスクだと天板が巨大な冷却台として機能するので熱暴走しにくい。
- 室温が30℃超えると空気で冷やす方法はどれも効果が薄れる。冷房の効いた場所にノートPCもっていって作業したほうがはやい。