ケノさんのトークの書き方などのツイートまとめ

@keno_kaicooがトークの書き方などについて興味深いツイートをしていたのでメモ。
快く転載許可を出してくださったケノさんに感謝を。

キャラクターの言動の指向性の指針の一つとして、交流分析のエゴグラムは使い勝手がいいと思う。　 URL

現実の人間はエゴグラムの5つの要素をどれも持っているけれど、キャラクター作りではデフォルメしてひとつに絞ってしまえばキャラがブレない。キャラに自分の意見を代弁させてしまうと言った間違いも起きにくくなるとおもう

単純にデフォルメするなら1つの要素で充分。人間らしさを出すなら2つぐらいに絞ればそれなりに

トークのウエイトを考える際、「漢字」にも気をつけると良い。自分は基本トークの間を、音読で演技する場合を基準に入れているので、漢字の場合一文字で2音も3音もあるから、音読する意識で読むと目が追いつかなくなる。なので漢字が数文字続く場合、一文字ごとにウエイトを少し入れる場合もある

トークの間だけでなく、瞬きアニメ等もキャラクター表現に利用できる。落ち着いた優しげな雰囲気を出すなら通常より瞬きをゆっくり目に設定。中間アニメで瞳のハイライトを少しブレさせれば、瞳が潤んでいるような効果も。落ち着きの無いキャラクターなら瞬きもパキパキとさせたり。

ユーザコミュニケートは、どのゴーストでも同じだけの反応語がなければいけないわけではない。キャラに合わせて方向性を絞れば手抜きできて得られる効果も大きい。人の話を聞かないキャラならまともに答える必要はないし、CMNのような聞き手専門キャラなら話すことより聞くことに特化すればいい

反応語がいくら多くても、それについて自説を喋るだけだととても虚しい。人の話を聞かずになんでも自分の話にしてしまう人と会話しているような虚しさ。「昨日映画観に行ってさー」「映画といえば〇〇監督。彼の何年の作品は?」みたいな。一言、相手の話を受け止める言葉が文頭にあるだけで印象は違う

CMN的な聞き役キャラにしか役に立たないかもしれないけど、ユーザコミュの反応語は、名詞よりも感情を表す言葉や語尾に注目するほうが、さっきのようなすれ違いが少しは起きにくい

wired raven