wired raven

文字通りの日記。主に思ったことやガジェットについて

早く起きようと思っていたけど、起きたのは11:00近くだった。
寝すぎると体の調子が狂うらしく妙に疲れと眠気があった。
また寝てしまおうかと思ったけど、そのまま寝ると夕方まで寝そうなので起きた。
だるい身体を引きずりながら朝だか昼だかわからない飯を食べつつ父親の年賀状印刷を手伝う。
印刷の仕方がわからないだけではなくて、PCかプリンタの調子が悪いらしい。
ハガキは3分の2を印刷して盛大な怪音を発てて停止、A4サイズの用紙にテスト印刷すると用紙をくしゃくしゃにして詰まって終了。
ドライバの入れ替えをやってみたものの効果なし。
ノートPCで試すと黒インクがおかしいとエラーがでて印刷できない。
さすがに黒中心のイラストで試そうとしたのがまずかったか、と思いながらあれこれプリンタ本体を触っているとプラスティックの欠片が一つ。
手にとって調べてみると、どうやらプリンタの紙を押さえる部分の部品らしい。
何かの弾みで折れてしまったのだろう。
怪しい動作音と部品の欠片で物理破損とこの時点でやっと確定、戦闘開始から二時間経過。


買ったのが今頃だよね、と母親。
ぎりぎりで保障期間内だろうか、と考えつつ引き出しを漁ると保証書入りの封筒を発見。
中を見ると電器屋の保証書とプリンタの保証書がちゃんと入っていた。
しかしプリンタの保証書の日付を見ると数日前に保障期間の1年が過ぎている。
電器屋の保証書を見ると期限は今月一杯となっていた。
判断に迷い電話して尋ねて見るとごにょごにょやるけど、保障期間内になるとのこと。
本体を抱えて行くのは不可能なので母親の運転する車に乗せてもらう。
ちなみに当の父親は酔いつぶれて睡眠中、使えない男だという心の声は無視。
電器屋に持っていって電話で応対してくれた店員さんを待つ。
呼ぼうにも手の空いている店員さんがいないのでプリンタ本体を抱えてうろうろ。
もたついている間に向こうが気が付いてくれて修理カウンタまで誘導される。
この店員さんにはメモリを買うときにもお世話になったな、と思いつつ修理についての説明を聞いた。
保証書とプリンタ本体を直接、メーカーのサポートセンターに持っていくと早く返ってくるが手続きは自分で済ます方法と時間はかかるが電器屋に任せる方法の二つがあって、迷わず後者を選択。
前者を選んだら手続きするのは自分だろうから、というエゴい理由だったけど。


帰りに修理に出してもらっていた時計を取りに時計屋に寄ってもらう。
プリンタのことは父親に振り回されたけど、時計は母親を振り回してしまった、そんなことを思いながら時計を受け取った。
時計の針を見ると短針の位置がおかしい。
よくわからないまま車に乗り込み家に向かう。
車で揺られながらリューズをまわすとやはり短針の位置がおかしく12時にしても長針と短針は交わることがなかった。
11.5時と表現すれば良いのかよくわからない中途半端な時間になった。
再調整してもらうべく車から降りて時計屋へ。
道路が渋滞で酷い有様だったので母親は先に帰り、自分は電車で帰ることになった。
今度は時計屋に振り回されるのか、と苦笑いしながら時計屋へ。
短針の位置がおかしいことを告げると慌てた顔をして調整に入った。
時計屋といってもデパートの地下にある小さなお店で、そのあたりだけちょうど人通りがなくなっていた。
静かな場所だったおかげでなんとなく精神も落ち着いてきた。
ショーケースに並んでいる時計を見ながら時間を潰していると、時計屋の大きな時計から聞き覚えのあるメロディが流れてきた。
曲名はわからないけどディズニーの曲だった。
それを見ていた父親と娘のやりとりが微笑ましいな、と思ったりしている間に調整が終わった。
時計を受け取りちゃんと確かめて地下鉄に向かった。


時計を腕にはめるとどうも、余裕があって振ると時計が動く。
遊ぶ余裕があるのも落ち着かない。
前はこんなに余裕があっただろうか、もしかして腕が細くなったのか、などとくだらないことを考えていると券売機の前に立っていた。
さて買おうかと上に掲げてある料金表で料金を確認して前を見ると小学生ぐらいの子供が群れていた。
髪の毛を染めていて服装もだらしない・・・子供というよりはガキか。
一番身長の低い子供がこちらを見て何かを言った。
何を言ったか聞き取れなかったけど、まさか金をよこせとは言われてないだろう。
ここを使いますか、と尋ねてきたらしい。
状況がつかめないまま向こうの話を聞くと券売機の調子が悪く切符が買えないと言う。
金額は5000円ちょっととかなりの高額だ。
横でのやりとりを見つつとなりの券売機に硬貨を入れて切符を買う。
呼び出しボタンを連打してもなかなか来ない駅員に業を煮やしたのか直接呼びにいって連れて来た。
駅員が機械の裏に隠れたところでその場を後にした。
母親に券売機の話をするとパスネットを二枚入れるとダメだそうで、彼らはこのミスをしたらしい。
券売機のパネルにはそんなこと、一言も書かれていなかったと思う。
恐らくちゃんと切符は買えただろうな。
こちらを気遣ってくれるだけの余裕があるんだから、根っから悪いわけじゃないらしい。
人を見かけだけで判断するのは良くないと改めて実感、電車に少し揺られて帰宅。


この時点で4:30だ。
お茶を飲んで一息ついたものの、トラブルシューティングの疲労は癒えずそのまま寝てしまった。
夕飯で起きてその後はTVでF91を見て風呂に入って現在に至る、と。
ここまで書く間にClockLauncherは00:56と映している。
なんか、何もしないまま終わってしまった。
日付変わって2004年も終わりだというのにこれで良いのか・・・。


時間の使い方や意思表明がちゃんとできる人間になりたい。
他人に振り回されるのはちょっとばかり辛い。
質素と奉仕をモットーとする何処かの侍女とはわけが違うしね。
他人を振り回すのも何処か良心が痛むというかなんというか。
自立したい精神の表れなのかなぁ。